1969年にリリースされた加藤和彦の最初のソロアルバム。当初は二枚組のヴォリュームで制作されたが発売元の意向により、不本意ながらLP一枚の体裁で発表された。
佐藤信や寺山修司などの演劇の劇中歌の収録に象徴されるヒッピー、フラワームーヴメント、アングラの時代を反映した玩具箱をひっくり返したような音世界はカラフルかつサイケデリック。特に松山猛作詞、編曲クニ河内による「アーサーのブティック」の美しさは例えようもない。さながら早過ぎたアシッド・フォークのような趣のアルバムだ。(Nody)
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Kazuhiko Kato : Come to My Bedside (1969) / ぼくのそばにおいでよの収録曲
1. ぼくのそばにおいでよ
I 2. 日本の幸福 I
3. 日本の幸福 II
4. 日本の幸福 III
5. だいせんじがけだらなよさ
6. タヌキ
7. 9月はほうき星が流れる時
8. ネズミ・チュウ・チュウ・ネコ・ニャン・ニャン
9. アーサーのブティック
10. ひるねのミカ
11. ゼニフェッショナル・ブルース
12. 13番街のおもちゃ屋
13. 僕のおもちゃ箱
14. ネズミ・チュウ・チュウ・ネコ・ニャン・ニャン (シングル・ヴァージョン) <ボーナス・トラック>
15. チッチとサリー <ボーナス・トラック>